iPhoneのゴーストタッチが発生した。スクリーンをタッチしても反応しない、勝手にアプリを立ち上げてあちこち操作する、キーボードが乱打される……。
色々調べて、リセットやリストアもやってみた。使っていないアプリやSIMカードも疑ってみた。けど、治らない……。
そこで、海外の人はどうやって対処しているのかと英語で検索してみたら、日本の情報とは全く違う治し方が広まっていた。
海外のネット情報による原因
日本では「ゴーストタッチ」と呼ばれているが、海外では “Touch Disease” つまり「タッチ病」などと呼ばれている。
そしてゴーストタッチの原因は、ソフト面にはなく、なんとハード面にあるというのが海外での定説になっている。
iPhoneのスクリーンを基板に接続するディジタイザーや周辺のICチップの接触不良がゴーストタッチの原因と言われている。
iPhoneを何度か落下させたことがある人や、ズボンのポケットにiPhoneをいつも入れている人は、このディジタイザーやICの接触不良が原因だと思ってもいい。
落下させたときにディジタイザーの接触が悪くなってしまい、時々ゴーストタッチが発生する。あるいは、ズボンのポケットにiPhoneを入れているために気づかぬうちにiPhoneが反ってしまい、ディジタイザーの接触が悪くなってしまったのだ。
海外のネット情報による対策
ではどうすればゴーストタッチは治るのか?
根本的に治すためには、スクリーン装置一式を交換するのが一番いい。ただし、それでは時間も費用もかかってしまう。そもそも、交換しても治らない可能性もある。
そんな時に、今すぐ無料で治せる方法をお教えしたい。私も実際にこの方法で治った。
ゴーストタッチを簡単に治す方法
- デジタイザーやICがあるとされるのは、バックカメラがある周辺だという。その部分を指で裏と表から押してみる。
- iPhoneをやわらかい紙の上などにスクリーン側を下にして置く。そして裏側から指で少し圧力をかけて押す。
- iPhoneの反りを矯正するために、iPhoneの上下を掴んで反らせてみる。

この3つの方法を一つずつやってみてiPhoneのゴーストタッチの具合を見てみよう。これでゴーストタッチが止まるのだとしたら、おそらく原因はソフト面ではなく、ハード面の部品接触不良だと考えていい。
ご注意いただきたいのは、あまり力をかけすぎてスクリーンや部品を壊してしまわないこと。
そして、この方法は「一時的に」接触不良を戻しているにすぎないから、しばらくするとまたゴーストタッチが発生する可能性がある。
根本的な解決はスクリーン一式を交換するなど、専門家に頼むのが一番だ。
最後に
日本ではゴーストタッチという現象はあまり見られないか、知られていないようだが、海外ではこの「タッチ病」という問題は大きく取り上げられている。
日本のネットを調べてもリセットするとかソフト面での解決しか書かれていないため、どうしても解決したい人は自己責任でお試しいただきたい。