ワイルド・スピードシリーズで観るべき作品はこれ【王道アクション映画】

アクション映画の大傑作ワイルド・スピードシリーズは現在まで8作が公開されているが、シリーズ全作を観ようとすると959分、約16時間もかかる。傑作がある一方で駄作も多いため、シリーズ全作を観る必要はないと私は考えている。また、ストーリーのつながりはあるにせよ、前作を観ていなければ新作が楽しめないというような映画ではない。

そこでこの記事では、映画レビューサイトの評価も加味したうえで、「観るべき作品」と「観なくてもいい作品」に分け、さらにおすすめ順に紹介する。

時間が有り余っている人は、16時間かけてすべての作品を時系列順にでも観ていただければ結構。シリーズのエッセンスだけを味わいたいという人はこの記事を参考にされたし。

結論を言うと、ワイルドスピード・シリーズは5作目以降が「観るべき作品」で、1作目〜4作目までが「観なくてもいい作品」だ。

尚、画像にはAmazon.co.jpのストリーム配信をリンクした。昔の作品なら199円で配信されているようだから、興味のある方はAmazon.co.jpなどオンライン配信ですぐに観られる。


観るべき作品(シリーズ5作目以降)

ワイルド・スピード SKY MISSION (2015)

原題:Furious 7

Rotten Tomatoes評価80%

ワイルド・スピード - スカイミッション (字幕版)

「ありえないだろ!」という野暮なツッコミはこの作品には通用しない。

極悪非道な敵役デッカード・ショウとしてジェイソン・ステイサムが出演し、いままでにない緊張感を作り上げている。

メンバーの死を乗り越えて突き進むファミリー。

これまでカーアクションを主体とし「リアリスティック」な地上戦に徹していたワイルド・スピードシリーズを、空中戦にまでスケールアップさせたアクション大作。

シリーズを見直したが、やはりこの『ワイルド・スピード SKY MISSION』が緊張感があって、エンターテイメント映画としてはシリーズでいちばんだと確信した。

ワイルド・スピードシリーズを観るなら『ワイルド・スピード SKY MISSION』を最初に観てほしい。

ワイルド・スピード MEGA MAX (2011)

原題:Fast Five

Rotten Tomatoes評価77%

ワイルド・スピード MEGA MAX (字幕版)

ブラジルが舞台。最後は汚職警察を倒すという、南米ならではのストーリー設定。この作品からFBI警察官ルーク役としてザ・ロックことドウェイン・ジョンソンが登場する。ルークと主人公ドムはいわば、ライバル関係としてこの5作目以降対立し、ときに共闘する関係となる。

この5作目以降が「観るべき作品」になったのは、主人公ドムとルークによる2大マッチョ対決が軸となることでシリーズがパワーアップしたことが大きい。その意味で本作「ワイルド・スピード MEGA MAX」はシリーズ中でも重要な転換期にあたる作品として評価できる。

逃げても自由になれねえ
よく覚えておけ

NETFLIXリンク:ワイルド・スピード MEGA MAX

mega max

ワイルド・スピード ICE BREAK (2017)

原題:The Fate of the Furious / Fast & Furious 8

Rotten Tomatoes評価66%

ワイルド・スピード ICE BREAK (字幕版)

ワイルド・スピード EURO MISSION (2013)

原題:Fast & Furious 6

Rotten Tomatoes評価69%

ワイルド・スピード EURO MISSION (字幕版)

ストーリーがややごちゃごちゃしているが、ラストのアクションですべてを吹っ飛ばす!


観なくてもいい作品(シリーズ〜4作目まで)

先にも書いたが、シリーズ1作目〜4作目までは「観なくてもいい作品」に分類していいだろう。

5作目以降をすべて見終えて、さらにワイルド・スピードシリーズを制覇したいという猛者は時系列に作品を観てはいかがだろうか。

ワイルド・スピード

Rotten Tomatoes評価53%

ワイルド・スピードX2

Rotten Tomatoes評価36%

ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT

Rotten Tomatoes評価37%

ワイルド・スピード MAX

Rotten Tomatoes評価29%

最後に

ワイルド・スピードシリーズをはじめて観たのは海外の映画館だった。なにも知らずに『ワイルド・スピード SKY MISSION』を観た。観る前はナメていたが、あまりの「王道アクション映画っぷり」に、先入観を覆された。また、現地の人たちのワイルド・スピードシリーズにかける期待感と満足感はすごいと肌身で感じた。

「観なくてもいい作品」などと書いたが、ワイルド・スピードシリーズをまだ観たことがない人は、この記事を参考に一作はチャレンジして観てほしいと思い、あえて順位づけをして記事を書いた。

当ブログとYouTubeを運営しています。 カメラ、写真、動画編集、ガジェット、GoPro、Mac、iPhoneなどが好きな方はぜひフォローお願いします!