ゲインの低いダイナミックマイクに必須!インラインマイクプリアンプClassic Pro CSB1レビュー

先日、ダイナミックマイクのRode PodMicを購入しオーディオインターフェイスと共にブログ記事でレビューした。

音質、見た目、価格など、手頃な価格なのに本格的なダイナミックマイクの高音質な録音ができる組み合わせとして気に入っているが、1点だけ大きな不満があった。

それは、ゲインが小さくて適切な音量が確保できない問題だ。

ダイナミックマイクのゲインは予想以上に低い

通常ダイナミックマイクはマイクに口元を近づけて話すことで、近接効果が出て雰囲気のある声で録音ができるのが特徴だ。

一方問題点としては、ダイナミックマイクはゲインがとても低く、オーディオインターフェイスに内蔵されているプリアンプだけでは適切な音量を確保できない。

そこで必要になるのが、マイク用のインラインプリアンプだ。

有名なところではCloudifterやFetHeadなどがあるが、価格が13,000円~23,000円もするため、マイク本体と同じくらいの出費になることに納得できず見送っていた。

しかし、ダイナミックマイクRode PodMicで録音すると、蚊の鳴くような小さな音量になってしまいうことにストレスを感じていた。

音量が小さすぎて適切なポストプロダクションができず、インラインマイクアンプの導入を決めた。

そして発見したのがClassic Proのこちらのインラインプリアンプだ。

Classic Pro CS1インラインマイクプリアンプ

Classic Proは音響機器のオンライン販売で有名なサウンドハウスがプロデュースするブランド名だ。

高品質な製品でありながら、手頃な価格設定になっているため、マイクや楽器などの分野ではClassic Proの名前を聞いたことがある人も多いかと思う。

Classic Pro CSB1はゲインの低いバッシブマイクの信号を増幅するのに最適なインラインアンプだ。

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ダイナミックマイクやバッシブ・リボンマイクを使用する際に、必要な出カレベルを得られなかったり、プリアンプやコンソールのゲインを上げてもレベルが足らず、ノイズが増加してしまう場合などに使用する。

バッシブマイクと、ブリアンブやミキサーの間に接続することで、+26dBの安定したゲインを得ることができるようになる。

主な特徴は4つある。

  1. パッシブ・リボンマイクやダイナミックマイクなど、ゲインの低いマイクに最適
  2. +26dBのゲインによりマイクの信号レベルを大幅に改善
  3. ノイズのないクリーンな信号
  4. 小型で堅中なメタルハウジングにより電磁波干渉を抑制

以下、マニュアルからCSB1の音質面の特徴を引用してみよう。

A級回路設計と厳選されたFETにより、非常に低いセルフノイズを実現。バランス型XLRコネクターを採用し、長いケーブルを使用してもクリーンな信号を得られます。耐久性のあるメタルシェル、コンパクトで頑丈な構造により、過酷な環境下でも信頼性の高い信号伝送を実現します。

注意点としては、48Vのファンタム電源の供給が必要で、オーディオインターフェイスやプリアンプなどがファンタム電源を供給できることが必須となる。

そのため、コンデンサーマイクなどファンタム電源を必要とする機器には使用できないので注意が必要だ。

インラインマイクプリアンプClassic Pro CSB1を実際に使った効果

では、実際に使ってみた効果をレビューしてみたい。

まず、今まではオーディオインターフェイスのゲインを最大にしても音量が小さく、動画編集ソフトでさらに+12dBほど音量を上げてようやく普通の音量にしていた。

そのため、ノイズも増幅されて目立ってしまったり、声がこもって聞こえるなどの問題があった。

Classic Pro CSB1をマイクとオーディオインターフェイスの間に接続すると、オーディオインターフェイスのゲインを60~70%にしただけで十分な音量を確保することができるようになった。

おかげでマイクを自分の好みの位置に置いたり、大声を出さなくても自然な話声で録音できるようになった。

また、今まではパソコンに音声を入力しただけでは音量が小さすぎて聴こえない問題があったが、このインラインプリアンプを使うことでパソコンに入力した段階で十分な音量が得られた。

それにより、実況やライブ配信、ズーム会議などの用途にもダイナミックマイクを使えるようになったことはとても嬉しい発見となった。

ノイズはまったく聞こえず、音質も非常にクリアで、この価格で満足のいく機能を提供してもらったことに大満足だ。

しいて言えば、本体の長さが98mmあるので、マイクとオーディオインターフェイスの間に接続する際に長さ方向にスペースが必要となる。

私は最初はマイクに直刺ししようと思っていたが、10cmもインラインプリアンプが伸びる感じなって見た目と取り回しが悪くなるため、オーディオインターフェイスに直刺しすることにした。

それ以外はまったく不満がなく、有名なCloud LifterやFetHeadなどと同等の機能をたったの3980円と激安で入手できたので大満足の買い物となった。

ぜひダイナミックマイクのゲインの低さで悩んでいる人は今すぐ購入して、マイク本来の力をフルに発揮できるようにして頂きたい。

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