ミラーレス一眼カメラでおすすめの隠れた名機

これほどまでに撮っていて楽しいカメラ愛着のわくカメラは存在しないだろう。まるでクラシックカメラを愛用するような感覚とでも言おうか。「隠れた名機」ということばはまさにこのカメラにふさわしい。

私がおすすめするミラーレス一眼カメラは、富士フィルムのミラーレス一眼X100シリーズだ。

X100Sの素晴らしさは7つある。

  1. 最高級の表現力と描写力
  2. コンパクトサイズ
  3. 高品質の単焦点レンズ
  4. クラシックなデザイン
  5. 直感的に操作できる
  6. シャッター音が静か
  7. 暗所撮影(夜、室内)に強い

もしあなたのニーズがこの7つと同じなら、富士フィルムのX100をおすすめしたい。

ここからは詳しく7つの特徴を説明しながら富士フィルムX100の魅力を述べたい。

1. 最高級の表現力と描写力

画質というよりも表現力と描写が素晴らしい。RAW現像など面倒な補正は一切不要でJPEG撮影したままで最高の写真ができあがる。

素人が時間をかけてRAW画像をいじくりまわすより、はじめからJPEGで撮影した方が間違いなくいい写真ができる。それほどに富士フィルムのカメラには信頼できる描写力がある。

各カメラメーカーはそれぞれ色表現にクセがある。富士フィルムは特に色再現に優れると言われている。私は特に風景の色合いと肌がきれいに写るところが気に入っている。

もともとフィルムメーカーだった富士フィルムだからこそ本物と呼べるレベルのフィルムシミュレーションを搭載しており、自分好みのフィルムを選ぶように色表現を微調整してくれる。

2. コンパクトサイズ

コートのポケットや小さなバッグに簡単に収まるコンパクトサイズ。重さはずっしりしているが、首から下げれば重さは感じない。

いい写真が撮りたいけどできるだけ小さいミラーレスがいいという人は多いはずだ。だけど大きなズームレンズやがっしりしたグリップのあるカメラは結局大きくなってしまう。

ところがこのX100はミラーレスカメラの中でも最小クラス。見た目だけでなく大きさも昔のクラシックカメラと同様にスマートだ。

3. 高品質の単焦点レンズ

富士フィルムはレンズが優れていると言われている。

このカメラは単焦点のフジノン23mm F2レンズが固定されている。よく言われることだが、入門カメラについてくるズームレンズはたいてい暗くて描写もいまいちだという。それに比べてこのレンズは性能のいい富士フィルムのフジノンが使われており、明るさもF2と申しぶんない。

また、「レンズはズームレンズではなく単焦点レンズを使え」と言われる。理由はいくつかあるが、単焦点レンズの方がズームレンズよりも優れた性能と描写力を持つことが挙げられる。X100はレンズ交換ができないが、逆に描写力のある優れた単焦点レンズがデフォルトでついてくると考えることができる。

またカメラを買う際、ボディよりもレンズにお金をかけた方がいいと言われるほどレンズの品質は重要である。X100であれば富士フィルムがこのX100専用に開発したフジノンレンズでありその描写力は極めて高い。

一眼レフを買ったらプロみたいなボケを出した写真が撮りたいという人は多いと思う。X100は絞り値がF2という明るいレンズを使っており、大きなAPS-Cサイズのセンサと相まってボケのある写真が余裕で撮れる。

4. クラシックなデザイン

他の一眼レフとはまったく異なるユニークなクラシックデザイン。ブラックも用意されている。

5. 直感的に操作できる

物理的なダイアルが多く、光学式ファインダーのおかげでどんな場面でも見やすく直感的に素早く撮影できる。

6. シャッター音が静か

リーフシャッターという特殊なシャッター方式によりシャッター音が静か。チッというかすかな音だけ。

普通の一眼レフカメラのようにバシャバシャと大きな音が鳴らないため、どんな状況でも邪魔をしない。

7. 暗所撮影(夜、室内)に強い

X100であれば明るいレンズと優れたセンサーによって夜景や室内などの暗い場所でもノイズの少ない綺麗な写真が三脚なしで撮影できる。

私がX100を愛用する理由

私がカメラに求めるのは、記録・記憶に残したい場面を確実に写真に撮ることだ。満足できる写真をさっと撮りたい。

数年間このカメラを使ってきてわかったが、表現が素晴らしく+コンパクトでいつでも持ち歩けること、この二つによってX100は私の望みを叶えてくれた。

いくら性能が良くても、大きくて重ければ持ち歩いて撮影するのがやがて面倒になる。自分で時間をかけてRAW現像しなければ納得のいく写真ができないというのはいかがなものだろうか。

私もこのカメラを買ってしばらくは絞り優先モードで撮影して家でRAW現像してという使い方をしていた。しかし今ではオートでJPEG撮影して終わりである。たまにフィルムシミュレーションと露出をダイアル調整する程度だ。これだけ簡単で楽な撮影でもこの小さなX100は期待以上の写真を作ってくれる。

X100はいつでも気軽に持ち歩き、思い立ったらさっと素早く撮影する、というスタイルが似合う。旅行写真、家族や人物のポートレート、スナップ、風景写真、ボケのある写真、夜景などどんな場面でも役割を果たしてくれる。

とにかくユニークなカメラだ。他に比較できるカメラはない。

気軽に持ち運び、いい写真を素早く簡単に撮りたいという初心者にはこのX100をおすすめしたい。

なお、値段が高いと思う人はX100Sの中古であれば今なら5万円以下で買うことができる。

最後に

どんなカメラを選ぶにせよ、ひとつだけ言えることがある。それは「この世に完璧なカメラは存在しない」ということだ。

だから自分のニーズと撮りたい写真をしっかりと把握したうえで、割り切ってカメラを選ぶことがいちばん大事だ。

そして一人でも多くの人がこの富士フィルムの隠れた名機X100シリーズを検討してくれるといい。

最強のX、最愛のX | Xストーリー | FUJIFILM X

X100で撮った写真を数枚。すべて無編集のJPEG(画質とサイズは縮小した)。

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