ダイナミックマイクをUSBに接続するため、オーディオインターフェイスを購入した。
Behringer(ベリンガー)のU-PHORIA UM2というオーディオインターフェイスだ。
この記事では実際にベリンガーUM2を購入して使ってみた結果を共有したい。
使用環境
私がベリンガーUM2を購入したのは、RodeのダイナミックマイクPodMicをMacに接続するため。
マイクのXLRケーブルから入力し、プリアンプでゲインを上げて、USBに出力してMacに接続する。
- Rode PodMic【ダイナミックマイク】
- Behringer U-PHORIA UM2【オーディオインターフェイス】
- Apple M1 iMac 24-inch【macOS Monterey 12.4】
ベリンガーUM2
まず最初にそもそもオーディオインターフェイスはなぜ必要なのか、2つの役目を説明したい。
- マイクの音声をXLRケーブルで入力し、USBに変換して出力する
- プリアンプでゲインを上げて音量を大きくする
数あるオーディオインターフェイスの中からベリンガーのUM2を選んだ理由は、単純に価格が安かったから。
余計な機能がない代わりに価格が安くて助かる。
本体上部にはツマミがあり、ゲインを調整しやすい。
実際にRode PodMicを接続してみたところ、プリアンプのツマミを最大まで回してようやく音量を確保できた。
ゲインを最大にすると若干ノイズが乗るが、思ったよりも気にならない。
マイクの種類や特性によるが、Rode PodMicの場合プリアンプのゲインを最大にしてギリギリ音量が確保できるレベルなので注意が必要。
コンデンサーマイクの場合は、ファンタム電源が必要となるが、このベリンガーUM2には+48Vのファンタム電源が内蔵されているので、コンデンサーマイクにも対応している。
ベリンガーUM2をM1 Macに接続する
M1 iMacのUSB-CポートにUSB変換して接続したが、Macの入力デバイスとして認識しない症状が発生した。
USBを抜き差ししたり別の機器を接続してからつなぐと認識されるようだ。
ベリンガーの公式サイトにはM1 Macの対応は確認中とあったが、ひとまず使えて安心した。
まとめ
ベリンガーUM2をダイナミックマイクとMacの間に接続し、適量にゲインを確保してXLRからUSBに変換できた。
とにかくUSBに変換できればいいという方や、初めてオーディオインターフェイスを購入する人は安くて役目を果たしてくれるベリンガーUM2はおすすめだ。
ちなみに、このベリンガーUM2を購入する前に激安のXLR-USB変換ケーブルを購入して試したので、気になる方はご参照頂きたい。
最後に一言、やはりオーディオの変換・配線は予想以上に難しい!