イギリスを代表する画家デイヴィッド・ホックニーがiPadを使って絵を描いていることを本を読んでいて知った。
デジタル創作ツールがあまりに普及したため、本を書いたり、曲を作ったり、ゲームや動画を作ったりするのさえ、リソースや特別なスキルがほとんど要らなくなった。(中略)伝説的な画家デビッド・ホックニーがアイパッドで描いた一連の作品は人気を博した。『〈インターネット〉の次に来るもの』ケヴィン・ケリー
作品の多くはオフィシャル・ホームページから見れるので、興味のある人はチェックしてみてほしい。
iPad : Digital : Works | David Hockney
New York Timesと WIREDの記事によると、ホックニーはiPadのBrushという無料のAppを使い、スタイラスでこれらの絵を描いたという。iPadを使う以前にも、Adobe Photoshopとペンタブレットで絵を描いていた。
もともとカメラやビデオに興味があり、作品に利用していたホックニー。iPadの他にもiPhoneでスケッチを描いて友人に送っていたそうだ。
- IPad Is an Artist’s Canvas for David Hockney – The New York Times
- How David Hockney Became the World’s Foremost iPad Painter | WIRED
- 進化し続ける80歳の巨匠、デイヴィッド・ホックニー。過去最大級の回顧展で60年の軌跡をたどる|美術手帖
「巨匠」とか、「イギリスを代表する」というような肩書きのつくアーティストが、80歳間際になってテクノロジーを使って表現していくことが面白いと思った。
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