読書 AIと機械学習の違い AIは包括的な概念であり、機械学習はその一部に該当する。つまり、機械学習はAIに含まれる様々な機能のひとつである。AIと機械学習の定義と違いまず、AIと機械学習(ML)の違いを理解することが重要である。人工知能(AI)AIは、知的な行動を実... 2024.09.20 読書
読書 『三体』を読み終えた感想(Audible)とNetflix版レビュー 単行本で全5巻、総ページ数2066ページ、朗読では81時間にも及ぶ超大作をついに読み終えた。長さに見合う読後感と体験が得られる大作である。私は、Netflix版の『三体』が公開される前から原作を読み始めており、Netflix版のシーズン1を... 2024.04.30 読書
読書 【要約】『デジタル・ミニマリスト』カル・ニューポート 「デジタル・ミニマリスト」はデジタル・アテンション・エコノミー(SNS)に抵抗するアテンション・レジスタンスの哲学である。はじめに四六時中スクリーンを凝視せずにいられないせいで、人々は、どこに、何に注意を向けるべきかの判断を自分ではない何か... 2024.01.14 読書
読書 ブルガーコフ『巨匠とマルガリータ』の解説と読んだ感想 2022年ロシアのウクライナ侵攻のニュースを見ながら、私はふとブルガーコフのことを思い出した。ブルガーコフはロシアを代表する作家だとは知っていた。そこで以前から読みたかった『巨匠とマルガリータ』を読もうと思い、リサーチしていると、ブルガーコ... 2023.12.19 読書
Netflix 『三体』のあらすじと登場人物まとめ 中国に行く機内で『三体』を読んだ。あらすじと登場人物があった方が理解できると思い、主に早川書房が公式に公開している資料を集めた。『三体』のあらすじ『三体 I』のあらすじ【まんがでわかる】『三体』プロモーション・コミック公開!【三体ってどんな... 2023.12.19 Netflix読書
読書 凝縮要約『限りある時間の使い方』生産性とは罠である イントロダクション時間をうまく使うことが人の最重要課題になるはずだ。人生とは時間の使い方そのものだといってもいい。世界は未知のものごとであふれているというのに、タイムマネジメントの先生たちときたら、目の前のつまらないタスクをこなすことばかり... 2023.09.10 読書
読書 凝縮要約『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』まとめ 今年読んだ本の中で特におすすめの本。まえがき富の最大化ではなく、あなたの人生を確実に豊かにする方法。ただ生きるだけではなく、十分に生きる。経済的に豊かになるだけでなく、人生を豊かにする方法を考える。あなたは、何も考えずに働き、貯蓄して、でき... 2023.05.24 読書
読書 ”Infinite Jest” David Foster Wallaceを読んだ感想とあらすじ要約 “Inifinite Jest”(1996)David Foster Wallaceに登場する人物はみな健全に病んでいる。誰もがみな何かに依存し、何かの依存から逃れようと試みている。序盤はコミカルな作風で読みやすく感じるが、読み進めるうちに... 2022.02.27 読書
ガジェット Kindle PaperwhiteではなくKindle Oasisを購入すべき決定的な2つの理由 Kindleを10年近く使ってきた結果、家から本棚が消え、紙の書籍は買わなくなり、完全に電子書籍に移行した。長年Kindle Paperwhiteシリーズを使ってきたが、最近Oasisに乗り換えた。PaperwhiteからOasisに買い替... 2022.01.08 ガジェット読書
読書 『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー書評レビュー 『ザ・ロード』コーマック・マッカーシー(2006)年は、2007年にピュリッツァー賞を受賞した長篇小説。近未来のアメリカで核戦争などによって破滅した後の世界で生き延びる父と息子の物語。2009年には主人公の父親役としてヴィゴ・モーテンセン主... 2022.01.02 読書
読書 イタロ・カルヴィーノ『木のぼり男爵』書評〜全てが過ぎ去った後に残るもの〜 イタロ・カルヴィーノの作品をネオ・レアリズモ文学、パルチザン戦争などの視点だけで理解できないことは言うまでもない。そもそもネオ・レアリズモよりもマジック・リアリズムに近く、戦争や革命なども挿入話の一つに過ぎない。カルヴィーノの作品にはいつも... 2021.04.18 読書
読書 『ファクトフルネス』とは?要約と感想 ハンス・ロスリング著 『ファクトフルネス』はデータに基づいて世界を認識することの重要性を説いた本。著者のハンス・ロスリングはスウェーデン出身の医師、公衆衛生学者、かつTEDトークの常連スピーカー。2017年に亡くなった。2018年に出版されたため、残念ながら著者... 2020.07.12 読書
Final Cut Pro 2020年買ってよかったもの!Apple製品と「新しい生活様式」関連 2020年はコロナウィルスの影響もあり、在宅時間が例年以上に増えた。家にいるほとんどの時間Macを使っている私にとっては、自分なりの「新しい生活様式」を考え直すきっかけとなった。具体的には好きなAppleのエコシステムに持ち物を集中させるこ... 2020.07.08 Final Cut ProMacガジェット読書
読書 クリエイティブな人に共通する10の習慣+やるべき18のこと『FUTURE INTELLIGENCE』書評 『FUTURE INTELLIGENCE これからの時代に求められる「クリエイティブ思考」が身につく10の習慣』スコット・バリー・カウフマン、キャロリン・グレゴワール共著を読んだ。正直な感想は、寄せ集め的な文章で、期待外れな印象を受けた。も... 2020.03.31 読書
読書 バルザック『ゴリオ爺さん』感想 バルザック著『ゴリオ爺さん』(フランス1835年刊)は「二人の娘への盲目的父性愛の悲劇」などと解説される。しかし読み終わってみると、むしろこの作品で描かれているのは単なる父性愛ではなく、母親のいない娘に対する父親の母性愛であり、悲劇ではなく... 2020.02.08 読書
旅行 シェイクスピア・アンド・カンパニー書店訪問記 パリの本屋は世界一 2019年末にパリに行った際に、ずっと行きたかった本屋「シェイクスピア・アンド・カンパニー」を訪ねてみた。オーナーのシルヴィア・ビーチを筆頭に、常連としてヘミングウェイ、ガートルード・スタイン、フィッツジェラルド、エズラ・パウンドなどが訪れ... 2020.01.03 旅行読書
読書 毎年恒例!BRUTUS危険な読書2020レビュー 2019年の年末に毎年恒例の『BRUTUS危険な読書2020』を購入した。毎年、年末から正月にかけてこの読書特集を読み、新年からの読書計画に取り入れている。BRUTUS危険な読書はその選書が素晴らしい。特に今年は近刊が多く取り上げられており... 2020.01.03 読書
読書 書評『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』ジュノ・ディアス 本書を読みながら、ずっと頭のなかで意識し比べていた本が2冊ある。1冊目はマルケス『百年の孤独』、もう1冊は80年代に出版されたアメリカの未訳の長編小説。『百年の孤独』はマジックリアリズムと呼ばれるジャンルで一番有名な本である。もう1冊の未訳... 2019.08.25 読書