更新:新M1 iMac 24インチ4.5Kモデルの情報を追記
長年MacBook Proシリーズを愛用してきたが、最近iMacに惹かれるようになった。一番の理由は、ディスプレイが大きいという単純な理由からだ。
この記事では、iMacとMacBook Proだけに特化して画面サイズや解像度を比較する。また、解像度のサイズ比を一枚の図にして比較することで、どれほどの差があるかが一目でわかる。
記事の最後では、ディスプレイの大きさからみて「iMacとMacBook Proどちらが良いか?」という疑問について考えてみる。
モニターの物理的な画面サイズ比較
早速、iMacとMacBook Proのディスプレイを比べてみよう。
iMac 21.5インチ | iMac 27インチ | MacBook Pro 13インチ | MacBook Pro 16インチ | |
---|---|---|---|---|
画面インチ数 | 21.5 | 27 | 13.3 | 16 |
Retina | 4K | 5K | ||
解像度 | 4,096 x 2,304 | 5,120 x 2,880 | 2,560 x 1,600 | 3,072 x 1,920 |
True Tone | あり | あり |
画面の大きさは解像度にも表れており、画面が大きいほどディスプレイの解像度も上がる。解像度の数値だけを見てもイメージがわかないと思うので、解像度の大きさが一目で分かるように図で比べてみた。
MacBook Proのディスプレイが優位である点はTrueTone以外にはなく、iMacのディスプレイの大きさに圧倒される。なお、iMacは比較のためRetinaモデルに限定した。
考察
個人的には、今までMacBook Proの13インチと16インチだけを比べて16インチの「大画面」が良いと思ってきた。しかしiMacの表示領域の大きさを見てしまうとMacBook Pro16インチは「大画面」ではないことに気づかされる。
モバイルする必要がなく、より生産性を高めたいという人にはiMacの方が賢明な選択肢となる。昨今では在宅勤務の需要が高まっていることもあり、家で机に向かって生産性を高めて仕事に使うなら断然iMacだと思うようになった。
冒頭の「MacBook ProとiMacのどちらが良いか?」という悩みに私なりに答えるなら、デスクで仕事の生産性を上げたい人はiMacを、持ち運びできる利便性が必要な人はMacBook Proを選ぶべきということになる。
その理由は、今回比較したディスプレイの大きさにある。
どんな作業をするのであれ、生産性を高めるには画面が大きくて表示領域が広い方が良い。机で作業をするときに狭いより広い方が効率が良いのと同様、ディスプレイも広い方が作業がしやすいからだ。
最後に
今回このようにまとめてみて、個人的にはiMacの画面ディスプレイの大きさは、持ち運びできるMacBook Proのモバイル性を犠牲にしても手に入れる価値がある、と思った。