「いちばんいいカメラはいつも持ち歩くカメラだ」という言葉を聞いたことがある。
どんなにいいカメラを持っていても、決定的瞬間にカメラがなければ意味がないということだ。
いつも持ち歩くカメラといえばiPhone(スマホ)。つまり、いちばんいいカメラはiPhoneだともいえる。
この記事では、いつも持ち歩くiPhoneカメラの能力を最大限に引き出し、iPhoneにしか撮れない写真や動画を撮る方法や設定について、実例を見ながら学びたい。
撮影方法
撮影方法についてはAppleの公式サイトで紹介されているページが詳しい。
iPhoneで撮影する方法 – 写真 – Apple(日本)
「あなたの写真やビデオを次のレベルに引き上げるためのヒントとテクニックを紹介します」とある。
パノラマ、スローモション、バーストなどiPhoneに備わっている撮影モードの使い方から、「力強くシンプルな写真を撮影する方法」まで、このページの動画を観ればiPhoneの撮影方法と写真の基礎知識が身につくすばらしいページだ。
写真家オースティン・マンに学ぶiPhoneのポテンシャル
オースティン・マンという写真家がいる。彼はプロの旅行写真家として活躍するかたわら、新しいiPhoneが発売されるたびに、世界最速でiPhoneのカメラ機能に特化したレビューを書いている。
オースティン・マンのiPhoneカメラレビューのすばらしいところは、iPhoneだけを持っていろいろな国を訪れ、撮影をしながらレビューしていくところにある。
iPhoneだけでどれほどすばらしい写真が撮れるかを実践して紹介してくれる。
またオースティン・マンはiPhoneの機能や設定を知り尽くしているため、どの場面でどんなモードを使うか、どんな設定をするかがわかりやすい。
オースティン・マンが実地テストしたiPhone撮影プロジェクトは次のとおり。
- iPhone 5 :アイスランド
- iPhone 5S:パタゴニア
- iPhone 6 Plus:アイスランド
- iPhone 6S:スイス
- iPhone 6S:スイス(撮影風景)
- iPhone 7:ルワンダ
- iPhone 8:インド
- iPhone X:グアテマラ
この中にあなたの持っているiPhoneがあると思う。あなたが使っているのとおなじiPhoneで、プロのような写真や動画が撮れるということに驚かないだろうか? 工夫次第でiPhoneでもプロ並みの撮影ができるということは、写真は道具じゃないんだと思い知らされる。
Appleが選んだiPhoneで撮影した写真
次に、Appleが選んだiPhoneで撮られた様々な写真をご紹介したい。
みなさんも広告やAppleのホームページなどで、iPhoneで撮影されたスタイリッシュな写真をご覧になったことがあると思う。
Appleのインスタグラム公式アカウントをチェックしていただきたい。世界中の人がiPhoneを使って撮影した写真が見れる(#ShotoniPhone)。
Appleが選りすぐっただけあって、ほんとうにiPhoneで撮ったのかと思うほど変化に富んだ作品が並んでいる。
オースティン・マンとおなじく、iPhoneでこんなに素晴らしい写真や動画が撮れるということを感じてほしい。
最後に
高価で大きなカメラがなくても、iPhoneだけで素晴らしい写真や動画が撮れるんだということを学んだ。結局、道具じゃないと再認識させられる。
Appleのページにあるサンプル写真や、オースティン・マンの撮影風景を元に、皆さんもぜひiPhoneの能力を引き出して、撮影にチャレンジしてみていただきたい。