万年筆におすすめのブルーブラック古典インクはこれで決まり!

高校生の頃にLAMYの万年筆を買ってもらって以来、ずっと万年筆を使い続けている。

パソコンやガジェットも好きな性分でデジタル機材は頻繁に入れ替わる。しかし、万年筆は変わらずにいつも手元にあり、徒然なるままに使い続けてきた。

この記事では、万年筆歴15年の著者がおすすめする定番のブルーブラックインクをご紹介したい。

ペリカン4001ブルーブラック

私がおすすめするのはペリカンの4001ブルーブラックである。

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Pelikan
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昔から万年筆で使うなら定番のブルーブラックという思い入れがある。

ブルーブラックのインクは各社のインクを使い続けてきたが、最終的に私の定番として買い替え続けているのがこのペリカンのブルーブラックだ。

ペリカン4001ブルーブラックは「古典ブルーブラック」と呼ばれ、その中でもペリカンの4001ブルーブラックは100年以上の歴史がある。

書いた直後は青だが、経年で黒若しくはそれに近い色に変化するとともに紙に固着するのを通じ、耐水性を出すインクのこと。大雑把に原理を説明すると、青の染料以外にインクの中に「没食子酸(もしくはタンニン酸)」と「鉄イオン」を入れることで、筆記後に両者が酸化し黒みを帯びた一種の鉄塩が生じ、これが紙に固着する。一方で青の染料はやがて退色するので、一連の経過が「黒変」するように錯覚するため、この名が付いたといわれる。つまり「色味」ではなく「現象」からの命名。

王道の万年筆インクカラー「ブルーブラック」を比較する。 | MUUSEO SQUARE

ペリカン4001ブルーブラックをおすすめする理由

昔のデザインのボトルを今も使っている

私がペリカン4001ブルーブラックをおすすめする理由は7つある。

  1. 古典的な定番のブルーブラック
  2. 色が濃く、黒と青みのバランスが美しい
  3. 適度に粘度があり万年筆特有の書き味が味わえる
  4. 紙の裏滲みがしにくい
  5. 耐水性、耐候性に強い
  6. ボトルのデザインが素晴らしい
  7. 価格が手頃で日常使いに向いている

自分が万年筆に求める書き味や雰囲気といったものを最も具現化しているのがこのペリカン4001ブルーブラックだということだ。

これだけの条件に合ったインクを探すのは難しく、色々と試した末に見つけた私に撮っての定番のインクとして定着している。

最後に

このペリカンの4001ブルーブラックを使い始めてからはもう他のインクを買い換えることもなく、インクが無くなれば、新しいボトルに買い換えるほどの定番となった。

ボトルのデザインが変わったのは残念だが、私は昔の黄色いラベルのボトルにインクを詰め替えて使っている。

万年筆を愛用していて、このペリカン4001ブルーブラックを試したことがない方はぜひ試して頂きたいおすすめのインクである。