2020年11月追記:macOS Big SurでついにSafariでもYouTube動画を4K再生できるようになった。しかし、設定を変えないと4K再生できない場合があるので、新しいこちらの記事を読んでSafariでYouTubeの動画を4K再生して頂きたい。
以下の内容はmacOS Big Sur以前のOSをお使いの方や、Safari以外のブラウザで4K再生したい人向けの内容となります。
また、どうして4K再生できないのかという理由までご説明したいと思います。
MacでYouTubeの動画を4K再生する方法
まずMacのブラウザでSafariを使用している方は、ChromeやFirefoxをダウンロードして使ってみてください。
Google ChromeとFirefoxなどのブラウザではYouTubeで4K再生できますが、Safariでは4K再生ができないのです!
ちなみに、この2つのブラウザはAppStoreからダウンロードできません。それぞれ以下の公式サイトからダウンロードしてください。
Firefox をダウンロード — 無料ウェブブラウザー — Mozilla
どうしてYouTubeで4K再生するだけなのに、こんなに面倒なことになっているのでしょうか?
MacでYouTubeの4K動画が再生できない理由
YouTubeの親会社であるGoogleは、独自で開発しているVP9という動画コーデックを採用しています。
一方、Appleは一般的に普及し始めている新しい動画コーデックHEVC(H.265)を採用しています。
つまり、GoogleとAppleはそれぞれ別の動画コーデックを採用していることが原因なのです。大人の事情というやつです。
せっかくiMac 4Kを買ったのに、YouTubeで4K再生できないなんて悲しいですよね。なんとも残念なことです。
YouTubeもChromeもどちらもGoogleのサービスですので、Google関連のサービスを利用するにはGoogle Chromeを使うのが良いようです。
実際にSafariとGoogle Chromeで4K再生してみる
今回の試験で使用したのは、YouTubeにアップロードされているこちらのAppleの公式動画。
Safariで再生した場合は画質オプションとして1080p HDまでしか選べない(左)。一方で、Google Chromeで同じ動画を再生すると、2160p 4K動画まで再生できる(右)。
Safari Google Chrome
iMacなどの大画面をお使いの方はぜひ4K再生を選んでいただきたい。1080p HD動画との違いは一目瞭然だ。MacBook等ラップトップをご使用の方でも、4K再生すると明らかに高画質だとわかる。
高精細が売りのRetinaディスプレイの力を発揮するためにも、まだYouTubeを4K再生したことがない方はお試しあれ。
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