GoProで撮った動画ファイルが分割される現象を解説します

GoProで動画を撮影後にファイルをパソコン等に読み込むと、動画ファイルが分割されていることがある。

はじめてGoProを使った方は、カメラやSDカードが故障しているのではないか? と思われるだろう。

しかし、これはGoProの仕様であり、決して故障ではないのでご安心いただきたい。

この記事では、GoProで撮影した動画ファイルが分割される現象について詳しく解説し、GoProユーザーが納得して使用できるようになる。

GoProで撮った動画ファイルが分割される理由

繰り返すが、GoProで撮影した動画ファイルが自動的に分割されるのは仕様であり、故障ではない。

さらに、この分割をやめる方法もない。

GoProは動画ファイルを分割するこの仕様を「chaptering」と呼んでいる。

ではなぜ動画ファイルを分割するのか? その理由は次の通り。

撮影中に不慮の事態が発生して書き込みエラー等が起きた場合、動画ファイルを小さく分割することですべての映像が失われずに済む。

動画ファイルが分割される規則

動画ファイルが分割されるのは、主に長時間撮影した場合となる。

最近のGoPro HERO 5以降のBlackモデルであれば約4GBに達するとファイルが分割される。Silverモデルであれば約2.2GBで分割されるようだ。

4GBというと、4K動画では約5分〜6分の動画ごとに分割されることになる。

先ほども述べたように、この分割仕様を回避する方法はない。動画編集ソフトで動画ファイルを読み込めば、つなぎ目もなく連続再生できる。

オススメの無料動画編集ソフトについては別記事をご参照いただきたい。
プロも使っている無料の動画編集ソフト!Mac/Windows両対応

GoPro本体で動画再生する場合は1つの動画ファイルであるかのように連続再生できる。

まとめ

以上、GoProで動画ファイルが分割される現象について解説した。

保険としてファイルを安全に記録するという理由があった上での仕様であることをご理解いただき、安心してご利用いただきたい。

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