Kindleを10年近く使ってきた結果、家から本棚が消え、紙の書籍は買わなくなり、完全に電子書籍に移行した。
長年Kindle Paperwhiteシリーズを使ってきたが、最近Oasisに乗り換えた。
PaperwhiteからOasisに買い替えたのには、PaperwhiteとOasisには決定的な2つの違いがあるからだ。この記事ではその2つの決定的な違いについて説明したい。
ページめくりボタン
Kindle Oasisを購入すべき決定的理由の1つ目は、ページめくりボタンである。
Paperwhiteではタップもしくはスワイプでページめくりができ、紙の本と比較しても大きな差はなく、大きな不満はなかった。
しかし、ページめくりボタンがついていた頃のPaperwhiteを使っていたことがあり、あの時のページボタンの使い勝手は記憶に残っていた。
実際、Oasisのページめくりボタンを使った読書に慣れると、もはやボタンなしの Paperwhiteには戻れないと思うほどしっくりくる。
Oasisの繊細なクリック感を伴うページめくりは、ページめくりの動きが最小限になるため、長編小説などを読む場合に特に違いを感じる。
読書家でKindleでたくさん本を読む人ほど、ページめくりボタンの価値を感じられるだろう。
グリップ
Kindle Oasisを購入すべき決定的理由の2つ目は、グリップである。
Paperwhiteは一枚の薄い板であるが、Oasisはページめくりボタンがある側に重心があって、片手持ちでもしっかりホールドできるようにグリップがある。
このグリップはページめくりボタンがあるOasisだからこそ実装されたエルゴノミクスデザインだ。
ページめくりボタンとグリップが片手で使えるOasisは、紙の本やPaperwhiteでは味わえない読書体験をもたらしてくれる。
Kindle Oasisは紙の本以上の読書体験が味わえる
Kindle Oasisを購入して感じたのは、読書のモチベーションが上がったことだ。
Paperwhite以上に快適に、自然にホールドでき、無意識に最小限の動きでページをめくっていける。
こうしてPaperwhiteとOasisを両方使ってみて気づくのは、Paperwhiteは紙の本と同じ読書体験を目指したものであり、Oasisは紙の本以上の読書体験を味わえるとも言える。
Paperwhiteで読書をするときは、持ち方とページめくりの所作が紙の本に似ていることに気づく。
一方で、Oasisの場合は、紙の本にはないグリップがあり、ページめくりは親指に少し力を入れて押下するだけでよく、紙の本以上に快適に読書ができるようになる。
電子書籍をたくさん読む方で、紙の本を超える読書体験を味わいたい人はぜひOasisを購入されることをおすすめしたい。