GoProのフレームレートの種類とおすすめの設定

GoProを使っていて設定でつまずくのがフレームレートだと思う。

この記事ではGoProのフレームレートをまとめるとともに、実際にどういうシチュエーションでどのフレームレートを設定すればいいか、おすすめについても記載した。

GoProのフレームレート

そもそもフレームレートとは何か?

フレームレートとは、ビデオで1秒あたりに撮影されるフレーム数を表すもの。fps (frame per seond) が単位として使用される。

GoProのフレームレートについては、GoPro HERO7 Blackの値を参考に表にしてみた。

解像度によってフレームレートは選択できる値が変わるため、解像度とフレームレートの関係をまとめてみる。横がフレームレート(fps)で、縦が解像度となる。

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4K
2.7K
1440p
1080p
960p
720p

なお、フレームレートはNTSC方式の場合について記載した。日本に住んでいれば「NTSC方式」を選べば間違いない。ちなみにGoProの説明書には「北米以外の場合は PAL を選択します」などと書かれているが、日本はアメリカと同じNTSC方式の国なので、NTSC方式を選ぼう。紛らわしい。もっと詳しく知りたい人は、別記事を参照いただきたい。

関連記事:NTSCとPAL方式の違いをまとめた(日本はどっち?)

GoProおすすめのフレームレート

フレームレートが高い場合(60、120、240 fps)は、速い動きを撮影するのに適している。スローモーション再生に使用することもできる。

フレームレートが低い場合(30、24 fps)は、一般的により鮮明でくっきりとした映像を撮影できる高解像度を選ぶことができる。また、暗い場所で撮影する場合は、明るい映像にすることができる。

一般的に、ビデオの解像度が高いほど、より鮮明でくっきりとした映像を撮影できるが、利用できるフレームレートは低くなる。逆に、ビデオの解像度を低くすると、映像は鮮明ではなくなるが、高いフレームレートで撮影できる。

以上のことを考慮した場合、本ブログのおすすめとしては、GoProのフレームレートは60fpsに設定することをおすすめする。

理由は、60fpsなら4Kから1080pまでの解像度に対応しており、スローモーション再生することもできる。

意図的に早い動きを撮影する場合や、超スローモーションにする場合など特殊なケースでは120や240fpsを選ぶ。一般的には60fpsを選んでおけば、各種解像度でも選べてかつ再生時の利便性も高い。

最後に

フレームレートは難しい。しかしGoProのようなアクションカメラはフレームレートをうまく設定することで、アクションをスローモーションにできたり、早い動きをきれいに撮影することができる。一度この記事を読みながらGoProのフレームレート設定を試してはいかがだろうか。

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