歴代MacBook Proの出力解像度まとめ

MacBook Proを外付けディスプレイ、テレビ、プロジェクタなどに接続している方は多いと思う。

しかしMacBook Proの解像度は本体ディスプレイよりも外付けディスプレイに接続した時の方が高解像度になることはご存知だろうか?

この記事では、MacBook Proの本体ディスプレイの解像度と、出力時の最大解像度をまとめてみたい。この記事を読めば、ご自分のMacBook Proの出力解像度を理解し、MacBook Proの性能を最大限に引き出すことができるようになる。

MacBook Proの解像度

それではMacBook Proの本体ディスプレイへの標準解像度と外付けディスプレイ接続時の最大解像度を比較してみよう。

モデル標準解像度最大出力解像度
MacBook Pro
13インチ
2,560 x 1,6005,120 x 2,880
(最大1台)
MacBook Pro
13インチ 2020年
(Thunderbolt 3ポートx 4)
2,560 x 1,6006,016 x 3,384
(最大1台)
MacBook Pro
15インチ
2,880 x 1,8005,120 x 2,880
(最大2台)
MacBook Pro
16インチ
3,072 x 1,9206,016 x 3,384
(最大2台)
  • 2016年〜2020年モデルまでのデータ
  • 最大出力解像度は本体ディスプレイで標準解像度と同時にサポートされる出力解像度と接続可能台数

表の最大出力解像度をご覧いただくと、5,120 x 2,880ピクセル、もしくは6,016 x 3,384ピクセルに対応していることがわかる。

それぞれ5Kと6Kディスプレイ相当の解像度であり、一般的なディスプレイでは高解像度すぎるくらいグラフィック出力能力が高いことがわかる。

ちなみにiMacの本体ディスプレイの解像度は、21.5インチモデルが4K相当(4,096 x 2,304)であり、27インチモデルが5K相当(5,120 x 2,880)になっている。よって、MacBook Pro 13インチでもiMac 27インチモデル相当の解像度表示ができることがわかる。

さらに、2019年に発売された16インチモデル、そして2020年に発売された13インチ上位モデルは6K解像度(6,016 x 3,384ピクセル)にまで対応していることに注目したい。

出力解像度が高いと言うことは、グラフィック能力(GPU)の性能が向上していることを表している。

結論

MacBook Proは本体ディスプレイでの標準解像度よりも、外付けディスプレイ接続時の最大解像度が圧倒的に大きい。

5K、6Kの解像度で出力できるのであれば、デスクでは外付けディスプレイに接続してiMac 27インチ相当の5K表示で作業をし、外出先では本体ディスプレイで作業すれば、MacBook Proの潜在能力を最大限に発揮できる使い方となる。

MacBook Proをお持ちの方は、せっかくのグラフィック能力を発揮するために、外付けディスプレイや液晶テレビなどへ接続して、5Kや6Kの解像度でMacBook Proを使ってみて頂きたい。