TEDトークの無料動画配信は2006年から始まった。
そのためか、TEDトークの歴代視聴回数最多プレゼンは2006年から2009年頃に発表されたものが多い。
もちろん実際に素晴らしい発表が多かったのも事実だが、「おすすめ機能」や「口コミ」によって過去の評価が定着したことも事実だ。
つまり、有名な動画は今も繰り返し見られる一方で、新しく登場した名プレゼンがあまり知られていないという現象が起きている可能性がある。
そこで、この記事では2010年以降に発表されたTEDトークに限定して、視聴回数の多い20本のプレゼンをご紹介したい。
ここにあるプレゼンを観れば「世界の知の最前線」を日本語で、しかも無料で体験できる。
*視聴回数は2018年10月時点。単位は100万回(Million)
「ボディランゲージが人を作る」エイミー・カディ
視聴回数:48M(2012年)
「傷つく心の力」ブレネー・ブラウン
視聴回数:36M(2010年)
「詐欺メールに返信すると何が起きるのか」ジェイムズ・ヴィーチ
視聴回数:36M(2015年)
「人を惹きつける話し方」ジュリアン・トレジャー
30M(2013年)
「ルックスだけが全てじゃない。モデルの私が言うんだから信じて」キャメロン・ラッセル
24M(2012年)
「人生を幸せにするのは何? 最も長期に渡る幸福の研究から」ロバート・ウォールディンガー
23M(2015年)
「先延ばし魔の頭の中はどうなっているか」ティム・アーバン
23M(2016年)
「内向的な人が秘めている力」スーザン・ケイン
20M(2012年)
「嘘の見抜き方」パメラ・メイヤー
20M(2011年)
「幸福と成功の意外な関係」ショーン・エイカー
18M(2011年)
「注意をそらすテクニック」アポロ・ロビンス
18M(2013年)
「ストレスと友達になる方法」ケリー・マクゴニガル
17M(2013年)
「成功のカギは、やり抜く力」アンジェラ・リー・ダックワース
15M(2013年)
「サイコパス・テストへの奇妙なこたえ」ジョン・ロンスン
15M(2012年)
「口で奏でるオーケストラ」トム・サム
14M(2013年)
「誰も答えを知らない疑問」クリス・アンダーソン
13M(2012年)
「晒された屈辱の値段」モニカ・ルインスキー
13M(2015年)
「長く続く恋愛関係における欲望の秘訣」エステル・ペレル
13M(2013年)
「購読解除の苦悩!」ジェイムズ・ヴィーチ
13M(2016年)
「ストレスを受けても平静を保つ方法」ダニエル・レヴィティン
13M(2015年)
最後に
TEDトークはもとは企業や研究者などのトップクラスが高額な会費を支払い、トップクラスの知見を共有する会員限定の会議だった。
現在の会員費は初回が5,000ドル、2回目からは10,000ドルになっている。
ありがたいことに2006年からは素晴らしいアイデアを広めるために無料で動画配信されるようになった。
このプレミアムな世界の知の「最前線」を無料で体験できることに感謝しつつ、拝聴しよう。
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