GoPro HERO8ではバッテリーもマイナーアップデートされた。
前モデルHERO7までと変わっていない点もあるが、注意すべき点もいくつかある。
また、GoPro HERO8の充電方法やバッテリー接続時間を延ばす方法についてなど、3つの知っておくべきことをこの記事ではまとめてみたい。
1. GoPro HERO8のバッテリーの変化点
HERO8の新しいバッテリーは、前モデルのHERO6 Black、HERO7 Blackと互換性があり、サイズ自体は変わっていない。容量は以前と同じく1220mAhとなっている。
変わっているのは見分けがつくように青く着色されたデザインと、定格出力だ。
定格出力が前のバッテリーより高くなったことで、よりたくさんの処理ができるようになった。特にHERO8で搭載された超・超強力な(笑)手ぶれ補正HyperSmooth「ブースト」モードにして高解像度&高フレームレートで撮影したときなどにより高い定格出力が必要となるのだろう。
HERO7までのバッテリーでもサイズや容量は互換性があるため、非公認ではあるが使用は可能だ。しかし、HyperSmoothをブーストした時など、高負荷処理に警告が出る場合があり、「パフォーマンスが大幅に制限される場合がある」と注意されている。
2. GoPro HERO8の充電方法
HERO8に付属のバッテリーを本体に取り付け、付属のUSB-Cケーブルで充電する。
フル充電されるまでに約2時間かかる。
3. 撮影時間を長持ちさせる方法
基本的なことだが、撮影時間を長くする方法として、まずは使っていない機能をオフにする。
- GPSやワイヤレス接続をオフにする
- 音声コントロールをオフにする
- スクリーン セイバーを使用して画面の明るさを下げる
次に、できるだけ画面の表示時間を短くする。
- QuikCaptureを使う
- 電源の自動オフを設定する
特にQuikCaptureはボタンを押すだけで撮影が開始し、再度ボタンを押すと自動的に電源が落ちるため、バッテリーを長持ちさせることができる。また、瞬時に撮影を開始することができるため、実際の撮影時にはできるだけQuikCaptureを使うことをお勧めしたい。
裏技というか、交換バッテリーがない場合、モバイルバッテリーにUSB-Cケーブルを使って外で充電することができる。ただし、充電ケーブルを接続するためふたを開けておく必要があり、防水がなく故障の影響が心配されるので注意したい。
最後に
以上、GoPro HERO8のバッテリーについて知っておくべき3つのことをご紹介した。
最後になるが、詳しいバッテリー情報を見るには本体の「ユーザー設定」 > 「バージョン情報」 > 「バッテリー情報」をタップする。
以前のGoProと互換性があるが、いくつかパフォーマンスが懸念されるため、できれば純正のバッテリーを複数用意したいところだ。
GoPro HERO8バッテリーの互換性を検証してみた結果
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