メインカメラをキヤノンのEOS R6にしてしばらく使ってきたのでレビューしたい。
私は歴代キヤノンのカメラを使用してきた。APS-CセンサーのEOS Kissから始まり、フルサイズのEOS RPを経てR6と使い続けてきた。
この記事では、EOS R6の特長を動画撮影性能を中心に語ってみたい。
動画撮影カメラとしてのEOS R6
EOS R6を購入した一番の理由は、写真撮影と動画撮影の両方が本格的にできる「ハイブリッドカメラ」だからだ。
今まで使ってきたEOS KissシリーズやEOS RPと比べると、EOS R6で圧倒的に進化したのは動画性能である。
私がEOS RPからR6に買い替えた一番の理由は、EOS RPでは動画性能に満足できなかったからであり、動画撮影を本格的にやるためR6を購入した。
EOS R6の特徴
- デュアルピクセルCMOS AF II
- 向上したAFと高速連続撮影
- SDカード デュアルスロット
- 有効画素数最大約2010万画素
- 4K 60fps クロップなし
- C-LOG3 10-bit 422
- ボディー内5軸手ブレ補正機構
- 高速・高精度AF
- 内蔵ステレオマイク
- フリップスクリーン
EOS R6のスペックはとても素晴らしい。しかし、実際にカメラを使う時に一番大事なのは、自分で撮影した動画にどれほど満足できたかどうかである。
私は、今までいろいろなメーカーのカメラを使ってきたが、自分で撮影した動画に満足できたのはEOS R6が初めてだった。
EOS R6はスペック以上に実際に撮影した結果に満足できるカメラだと思う。
スペック上は素晴らしいが、実際に撮影した映像をみるとどうも満足できないなんてカメラもある。
写真だけに関して言えば、EOS RPやAPS-CのEOS Kissですら自分で撮影した写真に自己満足することはできた。
しかし、動画に関しては写真と同じレベルでの満足感に至らず、動画を多く撮る身としてはいつも不満を抱いていた。
EOS R6では4K Canon Log 10-bit 422 内蔵手ブレ補正で撮影できるようになったことで、今までプロ機でしか実現できなかった映像がついに私のような一般ユーザーでも撮影できるようになった。
EOS R6を私なりに評価するとすれば、「写真と動画の両方で結果を出してくれるカメラ」ということになる。
最後に
動画性能だけを求めるならSONYのカメラを購入していたと思う。しかし写真も動画も両方撮りたい私の欲求を最も満たしてくれるのがキヤノンのEOS R6だった。
さらに、長年キヤノンのカメラを使ってきたので、キヤノンのカメラの良さは離れがたかった。
キヤノンのカメラの利点については別記事にまとめたのでそちらをご参照頂きたい。
写真では昔から評価の高かったキヤノンのカメラで、ついに動画も驚くほど良い映像が撮影できるようになった。EOS R6は真の意味でハイブリッドカメラと呼べる完璧なカメラだ。