富士フィルムは〈色表現〉と〈レンズ〉がすばらしい。富士フィルムのミラーレスカメラXシリーズは日本が世界に誇る名機がラインナップされている。
富士フィルムは公式ウェブページでカメラの撮影方法からXシリーズの魅力やサンプルを世界に発信している。
この記事では、FUJIFILMのXシリーズカメラをお持ちの方、あるいは富士フィルムのカメラを購入しようとお考えの方に向けて、富士フィルムのウェブページ(Xストーリー)を見ながら富士フィルムのカメラへの愛情ある表現と魅力をお伝えしたい。
フィルム・シミュレーション
最初に、富士フィルムのカメラだけに用意されている「フィルム・シミュレーションの世界」を味わいたい。フィルムメーカーならではのこだわりのあるフィルム・シミュレーションの奥深さを知ることができる。
6種類のフィルム・シミュレーションのモードについてそれぞれ開発者の意図がまとめてある。それぞれトーンとサチュレーションを軸にマッピングされているため、どのシーンでどのフィルム・シミュレーションを使えばいいか理解できる。
フォトギャラリー
富士フィルムとスポンサー契約を結んだ写真家は「Xフォトグラファー」というタイトルが与えられる。世界中で活躍するXフォトグラファーの作例が見れるページがこちら。
作例ごとに使用したカメラ、レンズ、設定が記載されてあるため、撮影のヒントになること間違いなし。
ギャラリーはフィルター機能でカメラやレンズを選択できるため、自分の持っているカメラで撮られた写真に絞り込んで見ると便利だ。
富士フィルムカメラへの愛
「最もラブリーなXシリーズ」と呼ばれるX100シリーズについて、世界中の写真家から愛情が語られる。
私もX100Sを購入して、このX100シリーズは「特別なカメラ」だと感じる。以前X100の魅力について記事にしたので、ご覧いただきたい。初心者におすすめするミラーレス一眼カメラはこの隠れた名機
カメラにこんな愛情を感じるのはX100シリーズだけかもしれない。
Xシリーズ(ミラーレスカメラ)の魅力
コンパクトなミラーレスカメラの特徴を生かし、三脚の小型・軽量化とともに軽やかな撮影をする新しい試み。
旅行写真家にとって、Xシリーズの軽さとレンズの優秀さは最高なのだろう。フットワークを軽く旅行したい人にインスピレーションを与えてくれる。
このベルギーのカメラマンは「高画質ながらもっと小さくて、軽いシステムはないの?」という旅行写真家ならではの質問にXシリーズをすすめる。その理由として5つカメラマンは挙げる。
- 重さ・サイズと画質のバランスがとれたシステムである。
- レンズの一番の問題点は、良いレンズばかりなので選択に悩む。
- 最先端をゆくビューファインダー
- チェキプリント
- “改善”主義
Xシリーズを使うお気に入りの写真家2人
Zack Arias(ザック・アリアス)
この写真家はX100とフラッシュだけでポートレートの仕事がしたいと豪語するなど、富士フィルムのカメラへの愛に溢れている。またユニークな風貌と合わせて、彼の撮影紀行は興味深い。
ザック・アリアスが語るX100Tのレビュー記事と、富士フィルムのXシリーズのバイヤーズガイドも詳細な説明になっている。
Fuji X100T :: First Look · DEDPXL
Fuji X Buyer’s Guide :: Part 1 :: Cameras · DEDPXL
Patrick La Roque
もう一人はカナダで活動するストリート・フォトグラファーのPatrick La Roque。
彼はストリートでX100シリーズを愛用する。X100の小ささを生かしてストリートから瞬間を切り取っていく。
Patrick La Roque | Xフォトグラファー | FUJIFILM X
最後に
世界中の富士フィルム愛好家は自分の愛機を語るとき「FUJI LOVE」という言葉を使う。
富士フィルムのカメラには所有者の心に訴える魅力がある。
まだ富士フィルムのカメラの魅力を知らない人は、これらのサンプルや「FUJI LOVE」を感じていただきたい。
富士フィルムのカメラを持っている人は、さらにXシリーズの魅力を引き出し、愛情を深めていただきたい。
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