GoProを愛用してきたが、ついに最強のライバルが登場した。
そいつの名前は「OSMO」… あの中国発のドローンメーカーDJIが勢いを加速してきた。
GoPro社も以前はドローンを開発・販売していたがのちに撤退している。その陰には間違いなくDJI社が作るドローンの品質、マーケティング勝利があったに違いない。
アクションカメラHeroシリーズを中心にラインナップを固めてきたGoPro社は2018年にHero7を発表。GoPro Hero7 は超強力な手ぶれ補正を筆頭に、アクションカメラ界の王座を絶対のものにしていた、はずだったが…
DJI OSMO Action
最初にOSMOのことを知ったのはYouTubeの動画ページだった。世界中のユーチューバーがこぞってDJI OSMO Actionを取り上げ、GoProと比較している。
(以前にもDJIがOSMO Pocketを発表した時も、ユーチューバーがみんなOSMOを手にしていた。そこらへんのSNSを使ったマーケティングにぬかりないところがさすがはDJI)。
それにしても、DJIのホームページを見るとGoProにそっくりな雰囲気…
まだ、DJI OSMO Actionは試していが「GoPro Hero7 Blackに色々な意味で『そっくり』のカメラ」と言えば十分だろうか。
GoPro Hero7 Blackの発表より半年ほど遅れての発売となっており、GoPro Hero7 Black発売時のような熱狂的な歓迎ムードは感じない。
DJI OSMO Action が税込44,820円で、GoPro Hero7 Blackが税込53,460円。
GoPro Hero7 Blackの方が8,620円高い。
ただし、フロントスクリーンなどGoProにはない特徴もあり、価格が安いことも消費者には重要なポイントだ。
結論
まだアクションカメラを持っていない人にとってはDJI OSMO Actionは大いに魅力的なカメラとなる。
一方、GoProをすでに持っていて使い込んだ人、そして私のようにGoProに愛着を持っている人には「目新しさがなく、強い魅力を感じない」というのが正直な感想だ。
DJI社にはドローン分野でのイノベーションを期待したい。
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