SOUNDPEATS Air5 ワイヤレスイヤホンレビュー!高音質でコスパ最強の上質イヤホン

2024年8月23日、SOUNDPEATSからワイヤレスイヤホンAir5が発売された!

SOUNDPEATSのイヤホンはAir3、Air4と使ってきて、Air5で私にとっての3代目のAirとなる。

Airシリーズはコスパ、音質、デザインの良さが特に気に入っており、毎日使用する愛用のイヤホンだ。

この記事では、新しいAir5が発売されたので、早速レビューすると共に、使い方を解説していきたい。

SOUNDPEATS Air5の価格

SOUNDPEATS Air5の上質な流線型デザイン

通常価格:9,680円

SOUNDPEATS Air5は1万円以下のワイヤレスイヤホンを探している人にとって、コスパ最強のイヤホンとして強くおすすめだ。

私がSOUNDPEATS Airシリーズを2年以上使ってきて、最大の特徴だと思っているのは以下の3点となる。

  1. インナーイヤー型なのに高音質
  2. ノイズキャンセリング機能の効果が絶大
  3. デザインが美しい

それでは詳しくAir5の特長や新機能をレビューしていきたい。

SOUNDPEATS Air5 の音質

まず最初に、私がSOUNDPEATS Air5で楽しみにしていたのが、音楽を聴いたときの音質だ。

Air3、Air4を使ってきて毎回驚くのが、インナーイヤー型の軽やかな装着感からは考えられないほど音の密度が高いというギャップにある。

Air5で音楽を聴いてまず感じたのが、音の解像度がさらに上がっているということだ。

安いイヤホンによくあるスカスカ感がまったくなく、上質な音に仕上がっている。

それもそのはず、Air5では新たに「ハイレゾ認証」がされたことが音質に最も影響を与えている。

ハイレゾ認証とは、高音質オーディオ製品の設計基準で、フルレンジで高ビットレートの機能を持つオーディオ製品だけが認証される。

つまりハイレゾ認証されたということは、「ハイエンド」クラスの高音質なイヤホンだという証明になる。

今回Air5でSOUNDPEATSが正式に「ハイレゾ認証」を取得したことは、Airシリーズの歴史の中でも非常に重要なターニングポイントとなるだろう。

音質はスペックや言葉で説明しても、実際に自分の耳で聴いてみるまでは評価できないものだ。

日本オーディオ協会のがハイレゾ認証を与えたことは、客観的に言って、Air5の音づくりが正当に評価された結果だと言える。

13mmの大口径ダイナミックドライバーを採用

Air5はAir4と同じく13mmの大口径ダイナミックドライバーを採用しており、音の全域に渡って非常にバランスのいい音を聴かせてくれる。

インナーイヤー型特有の軽やかな付け心地からは想像できないほど、低音にしまりのある音がクセになる。

Air5は期待を裏切らず、さらに高音質へのあくなき追及を続けた結果、ついに「ハイエンド」の領域へ足を踏み入れたといえる。

これで1万円を切る価格であることを考えると恐ろしい。

SOUNDPEATS Air5のノイズキャンセリング機能

前モデルのAir4を日常的に使用していて、良いなと感じたのがノイズキャンセリング機能だ。

Air5でもその優秀なノイズキャンセリング機能は顕在で、特に風やエアコンの音、電車や車の騒音の中でイヤホンを使用する際、Air5のノイズキャンセリングは驚くほど効果を発揮する。

Air5ではクアルコムの新技術である「Adaptive Active Noise Cancellation(Adaptive ANC)」を搭載。

これはAI適応型アクティブノイズキャンセリングとも呼ばれ、インナーイヤー型の欠点である外部の騒音を効果的に消してくれる。

あえて強調したいのが、SOUNDPEATSのノイズキャンセリングはおまけ機能ではなく、本当にアクティブにノイズをキャンセリングしてくれるのだ。

SOUNDPEATS Air5を購入した方はぜひ、ノイズキャンセリングをON/OFFしてその効果をお試し頂きたい。

ちなみに、記事後半の使い方でも説明する通り、ワンタップでノイズキャンセリング機能をオンオフできるのも素晴らしい。

デザインと装着感

SOUNDPEATS Air5の新デザイン

SOUNDPEATS Air5のもう一つのお気に入りポイントは、デザインが洗練されていて美しいことだ。

まずはこちらの画像でAir3、Air4、Air5のデザインを比較してご覧頂きたい。

Air3(左奥)とAir4(右)

Air5はデザインの方向性としては前モデルのAir4を踏襲している。

また、引き続き手触りの良いマット素材が使われており使い心地が良い。

Air5の一番の改善点は、ケースから取り出しやすいように正面からイヤホンをつまめるようになったことだ。

従来のデザインではイヤホンの上部を指先でつまんで真っすぐ引き抜く必要があり、滑ってしまい1回で取り出せないことがあった。

Air5では正面から斜めにスリットが入ったことで、イヤホンの中心をしっかりつかんで倒すように確実に取り出せるように工夫されている。

また、インナーイヤー型の開放的な装着感は本体の軽さもあって非常に快適であり、Airシリーズのコンセプトはぶれていない。

実際に使った感想

以上のように、SOUNDPEATS Air5は前モデルAir4を踏襲しつつ、数々の改善点が付け加えられたおかげで、コスパ最強のイヤホンであることを確立したといえる。

それにとどまらず、Air5は1万円を切るお手頃な価格でありながら「上質なイヤホン」に仕上がっており、ハイエンド志向のユーザーにも十分にアピールできる。

正式に「ハイレゾ認証」を取得したことで、高音質への追求と、コスパの良さを両立した大変おすすめのイヤホンである。

カジュアルな普段使いの通話用イヤホンとしての使い方から、ハイエンド高音質リスニングまで対応できる、完成度の高いワイヤレスイヤホンだ。

SOUNDPEATS Air5は、特に1万円以下のワイヤレスイヤホンを探している人に強くおすすめしたい傑作イヤホンである。

SOUNDPEATS Air5の使い方

最後に、SOUNDPEATS Air5の使い方を説明書から抜粋しておきたい。

複数の機器を接続する方法

  1. まずデバイスAとイヤホンをペアリングしてください。ペアリングが成功したら、デバイスAのBluetooth機能をオフにしてください。
  2. 続いて、ペアリング手順に従ってBデバイスとペアリングしてください。
  3. 最後に、イヤホンとデバイスBの接続を維持して、デバイスAのBluetooth機能もオンにしてください。2台のスマホやパソコンを同時に接続することが実現します。

※1回目に手動で2台のBluetooth機器とペアリングにしてから、2回目以降は自動でBluetoothの接続がしてくれます。

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