カメラ好きにとって、カメラをどうやって持ち運ぶかは永遠の課題である。
私は今までカメラに付属してきたストラップを使用していたが、ついに積年の不満が爆発。
新たにPeak Designのキャプチャーを購入し使用してみたので、ストラップとの違いを中心に実際の使用感をレビューをしてみたい。
カメラストラップの不満点
私は今までカメラの付属ストラップを使ってきたが、以下のような不満が溜まってきた。
- カメラを首から下げて歩くとカメラが揺れて体や人にあたる
- ストラップが撮影のときに邪魔
- レンズ交換などでカメラバッグをおろす際、毎回ストラップを先に外さなければならない
- 子どもを抱っこするときにカメラが邪魔になる
- しゃがんだときにカメラが子どもの頭にぶつかる危険性がある
- カメラストラップは見た目が典型的で野暮ったい
これまでPeak Designのアンカーリンクスと呼ばれる商品(のコピー品)を使用していたが、撮影時におけるストラップの取り回しの悪さは避けられなかった。
そこで、少々高いが撮影時のストレスを軽減してくれることを期待してキャプチャーを購入してみた。
Peak Designキャプチャー V3とは
今回ご紹介するピークデザインのキャプチャーは、ワンプッシュでカメラを脱着できるクイックリリースプレートである。
クリップ式になっていて、バックパックのベルトや、ズボンのベルトに固定して使用する。
キャプチャーの最大の特徴は、何と言ってもその「素早さ」にある。
独自のクイックリリース機構のおかげで、片手でもカメラを取り外すことができ、シャッターチャンスを逃すことなくカメラを構えることができる。
キャプチャーの取付方法
私は主にカメラバッグのストラップにキャプチャーを取り付けている。
ストラップに厚みがあるため、標準のボルトでは長さが足りないので付属のロングクランピングボルトを使用して固定している。
バッグの左側のストラップにキャプチャーを取り付けることで、右手でカメラをつかんで、親指でキャプチャーのリリースボタンをプッシュすれば簡単にカメラを取り外せる。
カメラを使用せずに移動するときは、キャプチャに素早く固定することができるので、移動中に邪魔になることがない。
また、ベルト類にしっかりと固定されるため、歩いたり走ってもカメラが大きく揺れてぶつかることもない。
そして撮影中も、ストラップがないので自由にカメラのアングルを変えることができ、特に動画撮影時に自撮りを含むいろいろなアングルをストラップの制限なくできるようになった。
さらには、レンズ交換の際もカメラを固定して両手が空くので、とても素早く安全にレンズ交換できるようになったのも、キャプチャーを実際に使ってみて感じた良い点の一つだ。
Peak Designキャプチャー V3のデザイン性
続いてキャプチャーのデザイン性について述べたい。
Peak Designのストラップやカメラバッグはどれもシンプルだけどクオリティの高い洗練されたデザインで有名だ。
私は付属ストラップを卒業して、Peak Designのキャプチャに変えたことで、見た目と機能の両面で満足できる購入だと感じた。
操作性はもちろん、スタイリッシュなデザインは、Peak Design製品を所有する満足感に浸ることができる。
まとめ
このようにキャプチャーにはカメラストラップでは得られない圧倒的なメリットがたくさんある。
私自身、キャプチャーを思い切って購入して使ってみた結果、もう普通のストラップは使いたくないと思うほどキャプチャーを愛用している。
キャプチャの検討をしている人には必須アクセサリーとして間違いなくおすすめしたい逸品だ。