GoPro HERO4の時代からGoProを使い始めた身として、GoProが大台のシリーズ10まで進化を続けてきたことは感慨深い。
かつてiPhone Xがそうだったように、今年発売されるであろうGoPro HERO X(テン)は今までにない大幅なメジャーアップデートが施されることにGoProファンとしては期待せずにはいられない。
この記事では、長年のGoProユーザーとしてGoPro HERO Xの発売時期を予想するとともに、期待する新機能について熱く語ってみたい。
GoPro HERO Xの発売日
まずは過去のGoPro HEROシリーズの発売日を振り返ってみたい。
GoPro | 発売日 |
---|---|
GoPro HERO 6 | 2017年9月28日 |
GoPro HERO 7 | 2018年9月20日 |
GoPro HERO 8 | 2019年10月15日 |
GoPro HERO 9 | 2020年9月16日 |
GoPro HERO 10 | 2021年9月16日 |
そして、GoPro HERO 10は2021年9月16日に発売された!
GoPro HERO Xに期待する新機能
今年発売されるGoProは一味違うはず。シリーズ10代目となるHERO X(テン)で、GoProは大幅な新機能や新デザインなどを搭載してくれると期待したい。
私がGoPro HERO Xに期待するのは以下の3つとなる。
- 新しい今より大きなセンサー(1インチセンサー?)
- 新デザイン
- 新しい撮影モード
GoProに搭載されているセンサーはスマホのセンサーよりも小型であり、初期のGoProからセンサーサイズは変わっていない。
センサーサイズが小さいと、暗所撮影やノイズ耐性に弱く、特に暗い時間帯や室内での撮影に弱いことはGoProユーザーなら周知の事実となっている。
センサーサイズを大きくして、暗所撮影に強くなればスポーツシーンだけではなく、VLOGや室内でも日常的に手頃に使えるようになる。
1インチの理由としては、競合製品であるInsta360 ONE R – 1インチ版 -の存在がある。Insta360のモジュールはGoProのMODモジュールよりもカスタマイズ性が高く、より高性能なものになりつつある。
2つ目の新デザインについては、もともと筐体が小さいのでデザインの余地が限られているが、記念すべきHERO Xでは斬新なデザインで既存ユーザーの買い替え需要を刺激して欲しい。
3つ目は新しい撮影モードの搭載を期待。具体的にはTimeWarpや360度撮影など、今までのカメラでは撮影できなかったような映像が撮れる新しい撮影モードを期待したい。
360度カメラがポピュラーになってきたこともあり、そろそろ新しい映像表現がGoPro HERO Xに追加されても良いころだと思う。
GoPro HERO Xの価格予想
メジャーアップデートする代償として、GoPro HERO Xは値上がりすると予測される。
新機能については不明だが、よりプレミアム感のあるモデルになると予測されるため、販売価格は現行のGoPro HERO 9の定価54,000円を上回るだろう。
個人的にはズバリ59,000円くらいになりそうな気がしている。
最後に
GoProは現行のHERO 9までに新機能や改善によって、アクションカメラとしては成熟された素晴らしい製品だ。
強力な手振れ補正や、水平維持機能、モジュールによる機能補強など、超小型のカメラには驚くほどのポテンシャルが詰まっている。
GoPro HERO Xでは今までのGoPro HEROシリーズの良いところを継承しつつ、新たな「アクションカメラ」としての可能性を提示してほしい。
アクションカメラの市場は以前はGoProの独壇場だったが、今やDJIやInsta社、それに中華メーカーの廉価アクションカメラも含めると競合製品が溢れている。
さらには年々高性能化するスマホのカメラ機能にも負けられない。アクションカメラ市場は戦国時代となっている。
この状況下でGoProが記念すべきHERO Xでどんなサプライズを発表して、ライバルたちとの差をかつてないほど広げられるか皆さんと一緒に期待して待ちたい。