カテゴリー
読書 音楽

rockin’on『年間ベスト・アルバム50』のおかげで最近の洋楽シーンが少しわかってきた

rockin’on 2017年『年間ベスト・アルバム50』のおかげで、現代の音楽シーンに少しキャッチアップできた。

ロッキングオン2018年 01 月号の特集「2017年ベストアルバム50」。

海外の音楽シーンが編集者目線で総括されていて、わかりやすかった。

知らなかったのだが、ロッキングオンはロックだけじゃなく、ポップスやEDM、ヒップポップまでを特集していた。だからこれ一冊読めば、2017年のメジャーな洋楽シーンがわかりやすく俯瞰できる。

総括鼎談

面白かったのは「総括鼎談」と題された記事。洋楽界の全体の傾向がわかりやすく語られていた。

とくに、U2が洋楽界を牽引しているという視点が面白かった。

EDMや新しいポップスが、質においても量においてもものすごくエキサイティングだったこの2、3年を経ての、いい意味でのコンサバな年

みんなギター・サウンドにおいて、天井を突き抜けたスケール感を持たせようとすると、どうしてもU2みたいになる(中略)いまだにU2ってロール・モデルだよね、って思う瞬間が今年はすごく多かった。

ヨーロッパ大陸のロック・メロディを初めて鳴らしたのはU2だけど、その大陸感はEDMのメロディに受け継がれてるんだよ。(中略)新しいのは全部大陸系の、ボノとエッジのメロディなんだよ。

2017年ベストアルバム20

この特集ではベスト50が選抜されているが、ベスト20をメモとして残しておきたい。

1位や各作品の詳細を読みたい人は本誌を買って読んでほしい。

  1. ?????/??
  2. DAMN./KENDRICK LAMAR
  3. COLORS/BECK
  4. WHO BUILT THE MOON?/NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS
  5. VISIONS OF A LIFE/WOLF ALICE
  6. ÷(DIVIDE)/ED SHEERAN
  7. CONCRETE AND GOLD/FOO FIGHTERS
  8. AS YOU WERE/LIAM GALLAGHER
  9. MEMORIES…DO NOT OPEN/THE CHAINSMOKERS
  10. ONE MORE LIGHT/LINKIN PARK
  11. FUNK WAV BOUNCES VOL.1/CALVIN HARRIS
  12. HUMANZ/GORILLAZ
  13. I SEE YOU/THE XX
  14. EVOLVE/IMAGINE DRAGONS
  15. FOR CRYING OUT LOUD/KASABIAN
  16. REPUTATION/TAYLOR SWIFT
  17. VILLAINS/QUEENS OF THE STONE AGE
  18. THE THRILL OF IT ALL/SAM SMITH
  19. MASSEDUCTION/ST. VINCENT
  20. HEAVEN UPSIDE DOWN/MARILYN MANSON

2018年7月20日追記:

アメリカの音楽レビューメディアPitchforkによる2017年の年間ベストアルバムとrockin’onのセレクトを比較したので参考に貼っておきたい。

詳しくは次の別記事をご参照願いたい。

EDM界 最高のヒットメーカーCalvin Harrisについて

まとめ

Spotifyを使い始めてからは、レコメンド機能による自分の好みを中心とした音楽の聴き方になっていた。

今回、rockin’on 2017年『年間ベスト・アルバム50』を読んで、最近の音楽シーンがどういう風になっているか、好きなアーティストはどういう位置付けなのかを知ることができた。

洋楽ファンのみならず、最近の洋楽にちょっと興味がある人に、この『年間ベスト・アルバム50』特集号をおすすめしたい。

関連記事

90年代ロックスターの最近の作品がすばらしい(Stephen MalkmusとBECK)

私のお気に入りの音楽(ロック、ジャズ、EDM)

21世紀にサイケデリックロックするテーム・インパラ

rockin’on『年間ベスト・アルバム50』のおかげで最近の洋楽シーンが少しわかってきた

私のお気に入りの音楽(ロック、ジャズ、EDM)

ジミ・ヘンドリクスのAll Along the Watchtowerライブ版は何度観てもカッコイイ

「SpotifyかAppleMusicか」それが問題…なのか?コアな音楽ファンはどこへ行く?

EDM界 最高のヒットメーカーCalvin Harrisについて